IELTS試験はTOIECとかTOIFLEと同じ英語試験の一つで、海外に留学したりするとき必要なことがあります。
イギリスとオーストラリアはIELTS、アメリカ、カナダはTOEFLのスコアが求められることが多いです。
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僕は高校3年生の時、日本の大学とイギリスの大学への出願で悩んでいたので、IELTSを勉強する時間があまりありませんでした。
ですがなんとか効率の良い方法を見つけてIELTS6.0を取ることができました。今回はその方法をみなさんに共有したいと思います。
IELTS公式問題集を手に入れることをおすすめします。
まずは敵を知らなければ始まりません。
IELTSやTOEFLEのような英語テストはセンター試験と比べ英語力が試されると言われていますが
やはり攻略法は存在します。
何冊も出ているのですが、最新の一冊で十分です。
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リスニング
ここで重要なのは、どうして間違えたのかを分析することです。
- 速すぎて聞こえなかった。
- 知らない単語、表現が出てきた。
- 頭の処理が追い付かず、内容が入ってこなかった。
など、誤答には様々な原因があります。それを見つけては対策します。その繰り返しです。
また、アイエルツ独特のパターンに慣れることも大事だと思います。
特に最後のパートは、長めの英文が読まれて、それについての設問に答えるという形式なのですが、記述問題もあるためメモが必須となります。
何度も練習することで、どこが重要かだんだんわかってきます。
メモのスピードも上がります。
リスニングパートは一気に
IELTSのリスニングパートは30分くらいと結構長いんですが、一気にやることをおすすめします。理由は、英語を長時間聴き続ける体力をつけるためです。
途中で止めると確かに脳をリフレッシュすることができ、より良いスコアが狙えるのですが、本番に休憩はありません。
(僕も最初は10分で嫌になって、ユーチューブ見てました、徐々にでいいかと思います)
リーディング
リーディングは学校の英語の授業で一番重視されているので、一番対策の必要ないパートといっていいでしょう。
IELTS特有のくせも少ないので、市販の問題集でも十分対応できるのですが、一回は公式問題集の問題を解くのをおすすめします。
時間制約もかなり厳しいので速読の練習をするといいかもしれないです。
時間内に解くコツですが、先に設問を読んでから本文を読むことをおすすめします。
本文→設問だと設問の内容がどこに書いてあったか探す手間ますが省けます。本文が大体どんな内容なのかざっくり把握することもできます。(既出すぎかもしれないですが)
英文が読みやすくなるテクニック
本文を読む時、僕はいつも代名詞、関係代名詞に丸をつけ、それが表すものを紐付けします。
(こんな感じ)
そうすることによって文章がだいぶスッキリ見え、見返す時もわかりやすいです。
文章の要約
時間があったらパラグラフごとの要約を書くのもおすすめです。ちゃんとした文章じゃなくて、こんな感じで全然OK
- growing population→more demand for food shortage of land to grow enoght crops to feed all the people
- innovative technology is required to adress the issue. eg) vertical farming
- climate change start to affect in urben area and people start to concern about it.
こちらの模擬テストのはじめ3パラグラフを要約してみました。
要約を書くことによって内容を忘れにくくなり、どこに何が書いてあったか一目了然です。
ライティング
僕はライティングが一番苦手だったのですが、ALTの先生のアドバイスのおかげで短期間でスコアを伸ばすことができました。
それは、メモを作ることです。
メモの書き方
英語のエッセイは
- 【introduction】
- 【body 1】
- 【body 2】
- 【conclusion/summary】
という、構造をとります。
それぞれのパラグラフに何を書くのか簡単にメモしておくことで、エッセイの見通しがつきます。例えばこんな感じです。
Q:Some people believe that the best way to run a business is within the family. What extent do you agree with this idea?
【introduction】 disagree
【body 1】 collapse of business→collapse of family
【body 2】 money can change people
【conclusion/summary】
こんな簡単な感じで十分です。
【conclusion/summary】 が空欄なのは、【introduction】で主張したことの言い換えだからです。</p>
あとはこのメモに沿って肉付けしていけば、見通しを持ってエッセイを書くことができます。
スピーキング
英語の授業ではほとんだの学校で喋る機会は少ないので、一番苦手という人も多いかと思います。もちろん喋る経験を積めば高スコアを狙えるのですが、2ヶ月では足りないです。
僕が短期間でスピーキングのスコアを上げた方法は、
- スピーキングの問題を本番と同じように受ける。
- 言えなかった表現をチェックする。
これだけです。では1から順に説明していきます。
アイエルツのスピーキングは基本的には試験官からの質問に答えるインタビュー方式なので、それを先生や友達に読み上げてもらいます。
一人でやるのではなく誰かに聞いてもらうことで人前で英語を喋ることに慣れます。
相手がいないときは、こちらのアイエルツスピーキングの問題集を使うことをおすすめします。この問題集にはCDがついていて、質問を読み上げてくれます。通勤、通学中に聞いて小声で答えるってのもおすすめです。(電話してるふりすれば、恥ずかしくないです)
質問に答えているうちに、「こう言いたいのに、言えない」というのが必ず出てきます。
大事なのはそれをすぐに調べて言えるようにすることです。
本番で同じ質問が来た時に対応できるだけでなく、こう聞かれたらこう答えるという自分の型を作ることができます。
私は〜だと思う I believe that 〜
他の人の意見を引用して否定 some people argue 〜 but 〜
みたいな感じです。
自分の型を作ることでどうやって表現しようか悩む時間が減って、圧倒的にスムーズに喋ることができりようになります。またそれらは話の種のレパートリーにもなります。
[voice icon="https://hikitaro.com/wp-content/uploads/2019/06/40089718.2b41005ba0d1899a3f0bf130c1f85933.19060315-1-e1561226485604.jpg" name=“ユウガ” type="l"]以上が僕からのアドバイスになります。大事なのは全ての勉強に共通ですが、継続することです。英語も繰り返し勉強することで慣れるので根気よくいきましょう。[/voice]