外務省の1日インターンシップに参加して感じたこと→ボクには向いてないかも【外務省専門職員】

[voice icon="https://hikitaro.com/wp-content/uploads/2019/06/40089718.2b41005ba0d1899a3f0bf130c1f85933.19060315-1-e1561226485604.jpg" name=“ユウガ” type="l"]官僚ってなんかお堅くて、近づきずらいイメージ。どんなことやってるのかも謎。でもめっちゃ忙しそう...[/voice]

今回は外務省で1日だけですが、インターンシップをしてきたので、その内容や感じたことを共有していきます。

この記事のターゲット:外務省で働くことに興味を持っている人

参加した動機

  • イギリスの大学へ行く人を周りの大人にいった時「外交官になるのがいい」「外交官はいいぞ」と言われ、そんなにいい職業なのか確かめたい
  • 将来専門性の高い仕事をやりたいと思っているので、外務省で働くのにはどれくらい専門性が必要なのか知りたい
  • 世界中で働くことへの憧れ

この3つの理由からボクは外務省で働くことに興味を持ち、インターンへ申し込みました。

ボクが参加したインターンシップについて

外務省専門職員ワンデーインターンシップ 8/9日 10:30-17:00 プログラム内容
  • 外務省専門職員についての説明
  • 採用についての説明
  • 外交シミュレーション
  • 質問

インターンシップというよりは説明会といった感じ。唯一インターンシップ感があったのは外交シミュレーション

ではここからはそれぞれどんなことをしたのか共有していきます。

外務省専門職員についての説明

職員の方に外務省の役割やその中での専門職の立ち位置、また適性についての説明してもらいました。
この記事ではボクが重要だと思った点をピックアップしています。

外務省の役割は主に

  • 条約の締結、遂行
  • 情報収集
  • 在外日本人の安全確保
  • 移民の受け入れ
  • 途上国への開発支援

といった感じ。

東京には本庁、世界各地に大使館や領事館といった在外公館があるのですが

本庁:頭脳 在外公館:目、耳、手

本庁で決定されたことを在外公館が遂行。また、在外公館は外務省の耳や目として情報を収集し、本庁の決定に助言をします。

外務省職員の種類は3種類

総合職:幹部候補 専門職:各分野の専門家 一般職:事務職

総合職は国家公務員総合職試験を受け、その後外務省から内定をもらうといった形です。

専門職は外務省独自の試験を受け採用されます。

専門職からも幹部はけっこういる

ボクのイメージでは外務省専門職員はその名の通り、ずっと専門分野に従事すると思っていたのですが、専門職員から幹部へ出世している人も結構いるようです。

具体的には

大使: 29/161
領事: 36/66

専門職から大使になれるのは本当に優秀な一握りといった感じですが、領事は半分以上が専門職からです。

意外と幅広い専門職

専門職という名前から自分の専門分野に特化するというイメージだったのですが、仕事内容は結構幅広いです。

実際に説明をしてくれた職員の経歴は

国際協力→人事
ロシアで広報→人事

全く関係のない部署への異動が結構あるらしいんですが、これはいろんな視点から物事を考えることを可能にするためだそう。

外務省職員の適性

どんな仕事にも適性ってあると思うんですが、外務省で働くのに向いている人の特徴としてこの6点が挙げられました。

  • 愛国心
  • 柔軟性
  • バランス
  • 高いモチベーション
  • タフさ
  • 交渉力

この中でも特に強調されていたのが愛国心タフさ。。

外務省の仕事は基本的に常に日本の国益を一番に考えるので、愛国心がないと厳しいです。

また、忙しい時は昼夜問わず働くことになるのでタフさはマスト。

自分なりに適性検査してみたのですが、

愛国心 ◯柔軟性 △バランス △高いモチベーション ×タフさ ◯交渉力

[voice icon="https://hikitaro.com/wp-content/uploads/2019/06/40089718.2b41005ba0d1899a3f0bf130c1f85933.19060315-1-e1561226485604.jpg" name=“ユウガ” type="l"]うーん微妙です。[/voice]

半分海外、半分日本

外務省で働くということは当然海外勤務をすることになります。専門職員は他の職員よりも長くなる傾向にあり、キャリアの約半分が海外の在外公館勤め。

日本の本庁→海外の在外公館 を3〜5年スパン

ボクにとっては大歓迎なのですが、結婚や子育てをしたい人にとっては人生設計が難しくなるかもです。

外務省は文化系?

企業の社風を体育会系文化系と例えることがありますが、職員の方によると外務省は文化系。

「一致団結して頑張るぞー!」「日本のために熱くなれ!」といった感じではなく、

淡々と個人プレーでタスクをこなしていくスタイルだそう。

採用についての説明

仕事内容や適性の説明の後は、採用についての説明。

外務省専門職員として働くには一次試験(筆記試験)を合格し2次試験(面接、身体検査)を受け採用となります。

選択言語は結構適当

1次試験合格後、面接カードというのをもらい、その際自分が何語を使って働きたいか希望を出すのですが、職員の方の話を聞いていると結構適当

とりあえず国連公用語を全部書いたり、友達がいるからインドネシア語を書いたり。

だけど結局適性によって決められてしまうので、希望の言語にならないことが多いそうです。実際に国連公用語を全部書いた職員の方はマレー語担当に

採用後2年間の海外での研修

外務省専門職員として採用された後、1年間本庁で研修をしてその後海外で2年間アラビア語は3年間)研修をします。

研修の目的は

  • 言語習得
  • 人脈の獲得
  • 文化に親しむ
  • この目的に沿っている限り

    大学院、語学学校に通ったり

    政治を学んだり、生物学を学んだり

    個人の裁量です。

    外交シミュレーション

    採用についての説明の後は、唯一のインターシップ的要素である外交シミュレーション

    テーマは捕鯨の再開に関するものでした。

    IWCからスムージに脱退するための

    • 関係国への働きかけ
    • 戦略的広報

    これらについてグループで議論して発表といった感じでした。

    自然に仕切る人やメモする人、発表する人が決まっていってみんな有能だなあって思いました。

    ボクも何個か意見を出したのですが、ほとんど却下。。。

    ブログで捕鯨についての記事を書いたのでいけると思ったのですが、、、

    いろんな学部からそれぞれの視点を持ち出して話し合いができたのが、やっぱみんな優秀だなって感じました。

    1日のインターンシップで感じたこと

    正直1日だけで外務省で働くってどういうことかを完全に理解したわけですが

    • 日本の国益を守る
    • 政府の意向に沿ってサポート
    • 仕事は結構きつい

    これがボクの外務省のイメージです。

    正直自分には向いていないかもしれない

    自国のために世界中で働いたり、歴史的な瞬間に立ち会えたりと外務省はとても魅力的な職場ですが、正直自分には向いてないと感じました

    タフじゃない

    ボクにとって睡眠はめちゃくちゃ大事で、試験前ですら徹夜したことはありません。睡眠を削って仕事をするというのは、どんなに好きなことでもボクにはできない。やりたくないことならなおさら。

    愛国心がそこまでない

    日本のことは大好きなのですが、いつでも日本の国益のことを考えるほどではないです。
    例えば捕鯨の問題では日本が支援している途上国に交渉して、捕鯨に賛成してもらったり。

    外交ってそういうものなんですが、国のためにそこまでやるモチベーションを持てるか正直微妙

    外務省専門職員のイメージとのギャップ
    専門職員=ある分野の専門家

    だと思っていたのですが、専門職の人もいきなり全く違う局に配属されたりとボクの思っていたものとは少しギャップがありました。

    様々な職務を通して物事をいろんな角度から見る

    ことが目的のようですが、ボクは専門性を高める過程で知識や能力の幅が広がると考えているので、賛成できませんでした。

    インターンシップに行ってよかった!

    実はこれがボクの人生で最初のインターンシップだったのですが、職場でのミスマッチの防止自分の本当にやりたいことを見つける手段として、インターンシップはとても有効だなと思いました。

    たった1日ですが、雰囲気みたいなものは感じれるんで、インターンには積極的に参加することをお勧めします!