今回はイギリスの大学(ファウンデーションコース)で日本語を教える機会があったのでその時感じたことを共有したいと思います。
どこで教えていた?
大学では週に1日、2時間ほどの「ラングエッジカフェ」というイベントがありました。
自分の母国語を教えたいという「ボランティア大学生」がその言語を学びたい大学生に教えるといったイベントでした。
それぞれの言語ごとのテーブルがあり、そこでいろんなアクティビティーを通して言語を学んでいきます。
こんな感じ
そこで僕はボランティア日本語講師をやったというわけです。
どんなことを教えていた?
僕は初心者用のテーブルを担当していたので、最初は自己紹介から。
私は〜です。とか、〜が好きです。
とか基本的なことから。
それから、ひらがなの練習とか、これが「あ」で、これが「か」でとか。
でも基本的には学生の質問に答えていたことが多いですね。
どんな質問を聞かれた?
日本語に関する質問より日本に関する質問の方が多かったような気がします。
特に多かったのが
「日本の女の子を落とすには、どうしたらいいのか?」という質問でしたw
僕はその手の質問は得意でないので「自分に自信を持って」とか、無難な回答をしてその場を乗り切っていました。。。
本当は “it depends” (人によるよ!)って言いたかったのですが、それを言ってしまっては身も蓋もない気がしたんでやめときました。
後はアニメに関する必要が多かったかと思います。いきなり
「お前はもう死んでいる」っとどうやって書くの?
って聞かれた時は流石にビビりますた
ボランティア中の僕です。絶妙な表情です。
驚いたこと
一番驚いたのは「日本語人気やな!」ってことです。
ほとんどの言語は1言語1テーブルだったのですが、日本語テーブルだけは2テーブル、多い時は3テーブルもありました。
日本人としては、自国に興味を持ってもらってとっても嬉しいです。アニメの影響が大きいんだと思います。
日本語ボランティア講師をするメリット
- 自国について学べる。
- 英語力が上がる。
- 友達ができる。
話を聞いているうちに、日本が海外の人からどう思われているのかリアルに実感できます。それはいいことも悪いこともありますが、とても興味深いです。
日本語講師とはいえ、基本的に英語でコミュニケーションをとります。特に僕は初心者の人に教えていたので、95%英語です。
留学すると英語で学ぶ機会はあっても、何かを教える機会ってあまりないですよね。そんな貴重な体験ができるのが、ボランティア日本語講師です。
日本語を学びに来てくれる学生は、たいてい日本に興味を持っていてくれて、共通の話題も多いので友達になりたいかと思います。
特に言語コースなどに行っている方は、現地出身の学生とかかわるいいきっかけになります。
苦労したことはやはり、
レッスンの構成です。
テキストなどは一切ありません。どんなことをやるか、一から考えなければいけません。時々やることがなくなって、絶妙な間が生まれることもありました。でもそんな時は、学生たちが質問してくれてなんとか乗り切りましたw
日本にいても機会はある!
僕はイギリスの大学でこのような体験をしましたが、日本にも同じようなイベントはあります。
こちらの記事には東京都内で参加できる国際交流パーティーが紹介されていますので、興味のある方はぜひ!
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